恵那市には、道の駅が三箇所ありますが、近くのオートキャンプ場
「根の上高原保古の湖キャンプ場」から比較的近いのが「らっせいみさと」です。
2018・11・18
住所:岐阜県恵那市三郷町佐々良木1461−1
近いといっても「保古の湖キャンプ場」からは30分くらいかかります。
中央道の恵那ICからはキャンプ場と反対の方向にあるので、ここによってからキャンプ場に行くのなら少し時間に余裕を見ておく必要があります。
ちなみに、「らっせい」とは、“見てってください”、“寄ってってください”と言うのを、“見てらっせい”とか“寄ってらっせい”のように言うこの地方の方言だそうです。
「そばの郷」というだけあって、そば処「らっせい庵」があります。
この日は日曜日ということもあり、かなり込んでいましたが、並んで食べてきました。
入り口で名前を記入しておけば、順番が来たら呼び出してもらえるシステムです。
私たちが到着したのは11:00分頃でしたが、すでに17組待ちでした。
最初、あまりの待ちの多さにやめようかとも思いましたが、そばなら回転も速いので、それほど待たなくても、ありつけるだろうという勝手な希望的観測で待つことにしました。
お店自体はとても広く、4人がけのテーブルが10くらいあったと記憶しています。
結果的に呼び出されたのは30分後くらいでした。
予想通り、意外と早かったです。
待ち時間の間、他のお店を見て回っていたので、意外と退屈ではなかったです。
プレーンな「ざるそば」一人前の値段が、¥760なので、一般的な値段だと思います。
私たちが注文したのは、天ざるそば(¥1180)と天ざるそば定食(\1350)でした。
定食を選んだ理由は、地元の新米使用というふれこみでした。
実際、出てきたものを見て驚いたのは、天ぷらの量でした。
かなりのボリュームです。
そばの量も、普通の店より多く盛ってあります。
※右は「そば定食」ですが、写真の右側にざる蕎麦があります。
味はどうだったか?
そばはとてもおいしく、ご飯も、炊き立てではなかったけど、新米だけあっておいしくいただけました。
天ぷらも、おいしくいただきましたが、決して上品な天ぷらを想像してはいけません。
とても家庭的な天ぷらです。
天ぷらは食べきれず、半分近く(ほぼ一人前)をタッパー(無料です)にいれて、持ち帰りにしました。
お店の人もよくわかっていて、声をかけたら、お持ち帰りですねといって、すぐにタッパーを持って来てくれました。
このお店の人気は、「そば」もさることながら、きっと量の多さにもあるのでしょうね。
ごちそうさまでした。
その蕎麦屋に併設して「そばうち体験道場」がありました。
一グループ(一人~四人)あたり¥4000、約一時間半でそばうちを経験できます。
私たちは、やりませんでしたが、興味のある人には魅力的ですね。
ほかにも、地元名産を扱うお土産売り場、地元の農産物直売所なども併設されています。
この日は天気もよく、駐車場もいっぱいでした。
実はこの恵那市、知っている人は知っていますが、NHKの朝ドラ「半分青い」のモデルとなった「岩村町」のあるところです。
もちろん、あの有名な五平餅もありますよ。
今回初めてでしたが、こちらに来た際には、また蕎麦を食べに是非立ち寄りたい道の駅のひとつでした。