昨年(2018年)6月にできたばかりの新しい道の駅です。
いつもは、東海北陸自動車道に乗って帰ってきてしまうので、気が付かなかったのですが、国道156号線沿いに新しい道の駅が出来ていました。
2019・4・13
住所:501-5104 岐阜県郡上市白鳥町長滝402−19
見るからに新しい建物で、一部未完成で工事をしていました。
地元の情報コーナーやお土産コーナーは定番ですが、ここの一番の売りは「鮎(あゆ)」です。
道の駅の裏側には、鵜飼で有名な、清流「長良川」が流れています。
鵜飼はそこよりずーっと下流域で行なわれますが、この道の駅のような上流域では盛んに鮎釣りが行なわれます。
さらに上流では、渓流釣りがおこなわれます。
私は、鮎釣りはしませんが、「友釣り」といって、釣り糸の先におとりの本物の生きた鮎を付けて川に泳がせ、縄張りを荒しに来たと勘違いして攻撃してくる鮎を、おとり鮎に付けた釣り針で釣り上げるという漁法で、シーズンになると多くの人が釣りを楽しんでいます。
鮎にも天然ものと養殖ものがありますが、友釣りで釣り上げた生きた鮎は、大きさにもよりますが、漁協で、一匹1000円くらいで買い取ってもらえるそうです。
※値段は私が子供のころの話です
私たちの口に入るころにはいったいいくらになっているのでしょうか?
ちなみに、副業にやってみようなどと考えてはいけません。
釣り道具にお金がかかるわりには、それほど釣れません。
しかも、おとり鮎を買うのに500円/一匹もします。
おとり鮎も、生き物です。
元気がなくなったら取り替えなければなりません。
とにかく天然物の鮎は高級魚です。
鵜飼の鮎はさらに高級と言われています。
鮎釣りは他の地域でもありますが、長良川ブランドの鮎は特に有名です。
ということで、鮎を売りにしたのは十分に理解できますよね。
そこで出来たのが、この道の駅にある、「あゆパーク」です。
鮎に関する情報コーナーです。
“いわな”、“あまご”、“マス”などが泳ぐ水槽があり、鮎に関する映像をミニシアターで上映もされたりします。
今回、上映はありませんでした。
ほかにも、鮎に関するいろんな展示物があります。
建物内には、鮎料理のお店「黒川」があります。
営業していましたが、中には入らなかったので、入り口の写真だけ載せておきます。
建物の裏に回ると、長良川を眺めながら休憩できる場所があります。
今回行ったときには、テーブルセットは積み上げられていて、利用することは出来ませんでした。
建物からすこし下流に歩くと大きな広場があります。
その向こうには、川を渡る「長良川鉄道」の鉄橋がかかっていて、鉄道ファンならずとも、電車が通るその景色には少し感動しそうです。
残念ながら、そのときは電車は通りませんでした。
桜もたくさん植えられていて、もう少しすると盛大に咲きそろうことでしょう。
このあたりは標高も高めで、開花の時期は平地より遅いのです。
ゴールデンウィークにはイベント「あゆ祭り」が催されます。
内容の一部をご紹介すると
釣堀体験
あゆのつかみ取り体験
あゆの稚魚放流体験などなど、と言ったところです。
※詳しくはホームページでご覧ください。
道の駅では、そこで食べられる軽食も楽しみの一つです。
しかし、まだ準備が整っていないようでとても残念でした。
ゴールデンウィークに間に合うように、現在急ピッチで進めているようでした。
これからいろんな催しごとや軽食コーナーを増やしていくのでしょうが、まだまだこれからと言った感じです。
と言うことで、発展途上の道の駅でした。
ゴールデンウィークに機会があれば、また訪れてみたいと思います。
そのときはまた、新しい情報をご紹介できると思います。
以上、2019年4月13日の情報でした!