豊橋市「伊古部海岸」に行ってきました。ついでに離岸流対策も(自己流)

NHK朝の連ドラ「エール」に時々出てくる豊橋の海岸「伊古部(いこべ)海岸」に行ってきました。

いつものように、スマホカーナビに「伊古部海岸」と入れれば、迷わずにたどり着くことができます。

名古屋方面からは「音羽蒲郡IC」で降りて、しばらく1号線を走ったのち23号線に入り、途中右折(南下)する形になります。東から来るなら、「豊川IC」で降ります。

海岸手前の交差点「伊古部東」にあるセブンイレブンが最寄りのコンビニになります。

私の元々の本籍地も豊橋なので、このあたりの海岸は子供のころよく行ってたのですが、今でも時々太平洋の海を見に、このあたりに足を延ばすことがあります。でも「伊古部海岸」は初めてです。

この辺りには、この「伊古部海岸」以外にも、海岸沿いにいくつかの名前の付いた海岸があります。

名前のある個所は、だいたい海岸近くに駐車場があり、車で降りることができます。

海岸自体はどこも同じような雰囲気ですが、伊古部海岸にはトイレがあります。

このあたりの海は、表浜と言って、サーファーに人気のある波のある海岸です。なので海水浴には適していません。離岸流があるので、知らずに泳いだりしたら沖まで持っていかれます。

離岸流に巻き込まれないように水遊びをする方法もあるのですが、後ほど軽く触れておきます。

海岸も見渡す限り真っ直ぐ左右に続いていて、寄せては返す波の造形とその音にホント癒されます。

朝ドラに出てくる海岸ということで、混雑を予想していましたが、この日は朝方天気が悪かったこともあってか、それほどでもありませんでした。私たちが行った時には日焼けするほどの天気となりました。

私たちは、浜辺に腰を下ろして、豊橋の道の駅で買ったお弁当を食べました。日差しが強かったのが玉にきずでしたが、潮風に吹かれながら食べるお弁当はとてもおいしかったです。

今度来るときは、小さな簡易テントを持ってこようと思いました。ほかにも、簡易シャワーなんかがあると水遊びをしたあとにいいかもしれませんね。

浜辺には小さなカニ(スナガニ)がいて、穴を掘ると出てきます。昔はこれを素揚げにしてよく食べました。おいしかった記憶しかありません。親父に連れられて、よく「キス」釣りもしました。当時は地引網もよく見かけたのですが、最近はどうなんでしょうね。

ちなみに、カニの捕まえ方は簡単で、穴の向かっているところの砂を上から20~30センチほど掘っていくとかなりの確率で見つけることができます。今回も昔を思い出して2匹ほど捕まえましたが、すぐにリリースしました。

ということで、「伊古部海岸」のお話でした。海岸ならコロナの影響を受けることもなく、一日ゆっくり過ごすことができます。とってもおすすめの場所です。

 

最後に、離岸流のある浜辺で安全に水遊びをする方法をご紹介します。

離岸流とは、押し寄せた波が沖へ帰る流れです。それに乗っかってしまうと、流れに逆らって泳いで岸に戻ることはできません。ネットで調べると、そのまま浮いていればまた岸に戻ってこられるといったことが書かれていますが、確かに戻ってこられるのですが、このあたりの海岸で流されると、かなりの確率で大きく西の方に流され、一週間後くらいに「どざえもん(水死体)」となって打ち上げられます。

なので、絶対に流されないように注意する必要があります。

海に入ると、波打ち際で引き波のときに、海に向かって左右どちらかに体(足)を持っていかれることがあります。その持っていかれた末のところに離岸流があります。なので、持っていかれないように反対方向に平行移動(岸と平行)してください。ある程度移動すると、どちらにも持っていかれなくなります。そこが一番安全です。

もちろん、最初から離岸流のある箇所であれば左右どちらにも持っていかれないので、その場合は、一度左右に移動してみて見極める必要があります。また、ほかの箇所と比較して引き波の強さも一つの目安になります。

仮に、安全地帯にいたとしても、気が付いたら何十メートルも横方向に流されていたということもよくあることで、岸の方に目印を見つけて、流されていないかどうかをときどき確認する必要があります。

親父が子供の頃の水泳授業では、安全な範囲に竿を左右1本ずつ海の中に立て、その範囲内で泳いでいたそうです。

 

もし、離岸流に流されたときは、岸に向かって泳がずに、岸に平行になるように泳げば離岸流から逃れられるという方法もありますが、私は経験したことがないので、万が一の知識として紹介しておきます。

慣れたサーファーや地元の人なら、海を見るだけで離岸流を見つけることができますが、一般の人には難易度が高すぎるので、ここでは割愛します。

いずれにしても、泳ぐというより、波打ち際で足を水につけるくらいでやめておいた方がよさそうですね。

子供連れの場合は、波打ち際でも一瞬たりと目を離さないことが大切です。忘れないで下さいね。

 

なお、波の小さな穏やかなときは離岸流もそれなりなので、上記の方法では、よくわからない時もあります。

 

注)ここでの説明は個人的な経験によるものであり、責任は持てません。海に入るときは自己責任でお願いします。

 

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