琵琶湖から道路一つ隔てた場所にある道の駅です。
琵琶湖の東側になります。
近くにはキャンプ場「神明キャンプ場」もあります。
2019・2・18
住所:521-0062 滋賀県米原市宇賀野1364−1
琵琶湖にはよく行くのですが、ここは初めてです。
キャンプ場の視察のついでに行ってきました。
それではサクッとご紹介します。
場所は、「彦根城(国宝)」と「黒壁スクウエア」の中間あたりになります。
それらを意識してか、この道の駅の建物は武家屋敷のような雰囲気です。
この道の駅には、ゲートボールができる広場、屋内と屋外のテニスコートなどレクリエーション施設、宿泊施設や研修・会議室などもあります。
一応、全てをまとめて道の駅と呼んでいますが、どちらかというとそれらに道の駅が併設されているといった感じです。
ちなみに、宿泊施設は「くらしの工芸館」の研修施設の一部なので、旅館のようなサービスはなさそうです。
大人の素泊まりで(食事なし)、一泊3300円で、浴室もあります。
「くらしの工芸館」には、その地方の伝統工芸品の展示があります。
興味のある人は行ってみて下さい。
私は、興味がありませんのであしからず。
道の駅としてのメインは「物産交流会さざなみ」です。
道路から入ってすぐのところに位置します。
どこの道の駅にもある、お土産、地元食材、軽食コーナーがそろっています。
中は意外と狭いという印象です。
地元物産としては、各種野菜、琵琶湖で取れた魚料理、ちょっと珍しいものでは、この地方名物の「鯖そうめん」が小さなパックに入って手軽に食べられるようになって売っていました。
「鯖そうめん」とは、お店によっても作り方は違いますが、茹でたそうめんの上に、焼いたあと煮た鯖が乗っかっている食べ物で、わたしも何度か食べたことがあります。
鯖は甘辛く煮てあって、そうめんとの愛称がとてもよく、黒壁スクエアの専門店では、行列ができるほどの人気料理です。
手にしているのが「鯖そうめん」
地元の人も昔から食べている料理で、最近では鯖缶を使って作る方法もネットに紹介されています。
もし、まだ経験してないのであれば、是非一度ご賞味あれ。
とてもおいしいですよ。
ほかにも地元の名物としては、琵琶湖で取れた“えび”や“もろこ”の佃煮などがあります。
私はあまり、食指が動きませんが、私よりさらにご年配の客に売れているようでした。
この建物(さざなみ)の中には「軽食コーナー」があり、コーヒー、オリジナルシフォンケーキ、ラーメン、そば、うどん、ソフトクリームなどが、席に座って琵琶湖を眺めながら食べられます。
ラーメンは「フルフルらーめん」といって、ご当地インスタントラーメンで全国第3位になったことがあると書いてありましたが、私は買わなかったので、味はわかりません。
食べるところではもう一箇所、別館になりますが、お食事処「母の郷」があります。
定食ランチをメインに、蕎麦やカレーなどがあります。
「さざなみ」の軽食コーナーより若干お高めの値段設定になっています。
ここも、残念ながら、入らなかったのでよくわかりませんが、メニューを見る限りご当地ものではないようですね。
以上サクッとご紹介しましたが、湖畔をドライブ中、立派な建物につられて、つい入ってしまうような道の駅です。
敷地内には、「さくら公園」という名のちょっとした公園もあり、ドライブの休憩にはいい感じです。
さくらと名がつくなら、きっとさくらもきれいなのでしょう。
クルマを道の駅の駐車場に停めておいて、徒歩で道を横断して、湖畔を散歩することもできます。
結構広い道なので、横断には十分注意してくださいね。
個人的には、目の前にキャンプ場があるので、「さざなみ」をもう少し大きくして、キャンプのときに、いろんな食材を調達できるように、もうちょっと充実させたらもっといいのにな、とちょっとだけ思いました。
先にも書きましたが、ここは、いろんな施設を含めて道の駅と呼んでいますが、ドライバーとその家族がふらっと立ち寄ったときなどには、実際のところ「物産交流会さざなみ」、お食事処「母の郷」、「さくら公園」の3セクションの利用が主になるでしょう。
※トイレは別の専用の建物になっています。
最後に、この道の駅の北側に「うかの冒険あそびば」という、少し変わった広場があります。
敷地内には、ツリーハウスがあり、そのときはキャンディーズの「春一番」の曲が大音量、かつエンドレスで、“もうすぐ春ですねえ・・・”と流れているのは興ざめで、何かの街宣活動のようで少し近寄りがたい雰囲気でした。
琵琶湖周辺には結構な数の道の駅があります。
私たち夫婦は、ちょくちょく琵琶湖周辺にキャンプやドライブに行きます。
これからも道の駅に限らず、いろいろとご紹介していきますよ。