2019・3・9
場所:ポートメッセなごや1号館
住所:名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
この「キャンピングカーフェア」、タイトル名こそ違いますが、同じショーが全国の主要都市で開催されています。
少しずつ形を変えて、10年以上続いている息の長い催し物ですが、最近のキャンプブームとあいまって、かなりの盛況でした。
名古屋では、今回3月9・10日の2日間行なわれました。
それでは、サクッとご紹介します。
この名古屋のショーの主催者は「名古屋キャンピングカーフェア実行委員会」ですが、協賛は「日本RV協会(JRVA)です。
JRVAのホームページを見れば、全国のイベントの詳細がわかります。
「ポートメッセ名古屋」は東京で言えば、「東京ビッグサイト」のようなイベント開催・展示場です。
近くには、「レゴランド」や「JRリニア・鉄道館」があります。
すべて「金城ふ頭」の敷地内です。
名古屋駅から名古屋高速臨海鉄道(あおなみ線)に約30分乗って、終点「金城ふ頭駅」から徒歩10分ほどかかります。
クルマなら、「伊勢湾岸自動車道」の「名港中央IC」で降りてください。
現地には、有料駐車場がいくつもあります。
ただし、駐車には注意が必要です。
「金城ふ頭」敷地内はかなり広いのですが、目的地近くの民営駐車場は比較的小さくて、皆がそれぞれお目当ての場所に近い場所に駐車しようとするので、民営駐車場に限って言えば、休日は渋滞します。
そんな時、一番のおすすめの駐車場は、名古屋市営「金城ふ頭駐車場」です。
ポートメッセの1号館までは少し離れていて、6階建ての立体駐車場なので一階に降りるまでにもかなり歩かなければならないのが玉にキズ。
※エレベーターもあります
約5000台駐車できる大きな駐車場ですので、ほぼいつでも駐車できます。
ただし、先ほども書きましたが、目的地によっては少々離れていて、かなり歩かなければならないのは間違いありません。
でも、ほとんど渋滞もなく、すぐ駐車することができるのは魅力です。
かなり歩くと行っても、10分かそこらですしね。
お帰りの際は、必ず事前清算をおすすめします。
ゲートバーでの支払いは自分だけでなく後続車にもストレスを与えます。
駐車料金は1時間500円ですが、休日は一日最大1500円です。
平日は1000円となっています。
他の民営の駐車場も同じ料金設定です。
※この時点の料金です。
前置きが長くなりましたが、私たち自身が危うく駐車渋滞にはまるところでしたので、注意喚起をさせていただきました。
あらかじめ、グーグルマップなどで、駐車場の位置を確かめておく事をおすすめします。
大きな駐車場なので、駐車した位置を必ず覚えておきましょう。
さもないと、帰るときに自分の車を探すのに苦労しますよ。
それでは、さっそく1号館に向かって歩いていきましょう。
金城ふ頭駐車場からはメイカーズピア(飲食店などがある広場)を通って1号館に向かいます。
私たちは、駐車場の混雑具合によってはキャンピングカー会場に行かずに帰るつもりでしたので、前売り券は買わずに、当日券で入場しました。
前売り券800円、当日券1000円です。
当日でも近くのコンビニで前売り券を購入することができますが、敷地内にはコンビにはないので、一旦、金城ふ頭に駐車してしまったら、当日券で入場するしかありません。
ちなみに、小学生以下の入場料は無料です。
会場入り口の前には、たくさんの屋台が出ていました。
私たちが着いたのは10:30頃でしたので、屋台はまだそれほど込んでいませんでしたが、昼過ぎころには、人気のある店には列ができていました。
私たちは、昼近くになると混雑すると見込んで、先に少しだけ腹ごしらえをしてから入場しましたが、正解でした。
会場内は所せましとキャンピングカーが並んでいますが、キャンプ用品の販売や地元のキャンプ場の宣伝などのコーナーや子供向けのトランポリン・逆バンジー、セグウェイ体験などのコーナーがありました。
遊戯コーナーなどはそれぞれ有料です。
他にもステージイベントとして、漫才コンビ「カミナリ」のスペシャルライブ(3/9のみ)、マジックショー、シャンソンライブ、キャンプ系人気ユーチューバートークショー、お楽しみ抽選会などが特設ステージで催されていました。
キャンプ系人気ユーチューバーと一緒に写真を撮るコーナーでは人の列ができていました。
私はその人を見ても誰かわからなかったのですが、少なくともあのキャンプ芸人「ヒロシ」ではありませんでした。
肝心のキャンピングカーは約150台が展示されていて、それぞれの販売会社スタッフが車両の説明をしていました。
写真を撮るのは自由ですが、展示品とはいえ、それぞれの車両が商品なので、クルマのディーラーのように、ほとんどの車両において車内に“自由に”出入りすることはできません。
扉は開いているので、首を突っ込んで眺める程度です。
ただし、展示スタッフにお願いをすればその限りではありません。
組み立て式ベッドなども、実際に分解組み立てをして見せてくれます。
車内で横になってみることも出来ます。
個人的には、キャンピングカーと言っても、車内にトイレ・流し(シンク)・コンロは必要ないと思っています。
最低限必要なのは、2人が寝ることができるフラットな寝床です。
なかなか、そういったシンプルなクルマはなく、私にとってはどれもオーバースペックでした。
そういった意味では、軽キャンパーは広さが最小限なので、トイレも流しもコンロもない車両が多く、比較的好感が持てました。
キャンプ場の宣伝ブースでは、各県が、といっても愛知・岐阜・三重・静岡・長野などの近県ですが、地元のキャンプ場のパンフレットを配布し、スタッフがおすすめのキャンプ場やそれぞれのキャンプ場の特徴など説明をしていました。
中でも、岐阜県はスタッフが熱心に客とやり取りをしていました。
やはり岐阜県は山の多い自然が豊かな県ですからね。
今回は、鳥取県が観光のPRに来ていました。
名古屋から鳥取県まで、新名神高速道路を使えばわずか約4時間、というキャッチコピーでした。
鳥取県へは、もう30年近く前にクルマで行ったことがありますが、そのころは片道5時間ほどかかった覚えがあります。
たった1時間ですが、この1時間の違いは大きいですね。
ましてや、そのときは日帰りでしたので、より疲労感がありました。
キャンピングカーなら、車中泊をしながら、ゆっくり行くのもいいですね。
そう考えると、名前はキャンピングカーですが、キャンプと言うより、動く宿泊施設ですね。
ということで、キャンピングカーフェアでした。
今はまだ、私はキャンピングカーの必要性を感じませんが、定年になって自由な時間ができるようになったら、ひょっとしたら魅力を感じるようになるかもしれませんね。
これまでにも、登山のときによく車中泊をしましたが、そのときはレガシィーのワゴンでしたので、後席を前に倒せば、フラットな荷室で何とか二人の寝床を確保できました。
そういった意味では、キャンピングカーに全く興味がないわけでもありませんが、なんと言っても高額です。
私なら、先にも書いたように、トイレも流しも入らないので、それなりのベース車に自分なりに手を加えて車中泊できるようにするのが現実的ですかね。
ご興味があれば、恐らく来年も開催されますので、是非行ってみて下さい。
マイカー車中泊の参考にもなりますよ。