2019・4・13
〒501-5424 岐阜県高山市荘川町中野262−1
荘川ICからクルマで約10分
東海北陸道自動車道 「荘川IC」で降りて北上すると、岩を積み上げて作られた「御母衣(みぼろ)ダム」による大きな人工の湖「御母衣湖(みぼろこ)」があります。
名前の通り、キャンプ場は御母衣ダムによって作られた、大きなみぼろ湖の湖畔にあります。
その日は、湖にはほとんど貯水されておらず、底の方に川が流れているといった様子でした。
今年のオープンは5月5日からのようで、当日はまだ誰もいませんでした。
逆にゆっくりと見てまわることができましたので、サクッとご紹介します。
Contents
こんなキャンプ場
大きくA・Bの二つのエリアに分かれています。
AとBの間には「ドライブイン みぼろ湖」があります。
Aエリアは25区画でAC電源があり、区画もBサイトに比べるときれいに整地されています。
「Aエリア」
Bエリアも区画されているものの、各区画サイトの形や大きさはまちまちです。
Aに比較すると、少しワイルドな印象です。
Bエリアは少し広く48区画あります。
「Bエリア」
入り口には管理棟があり、遮断機(バー)が設置されています。
バーをくぐりぬけて左側がBサイト、右側がAサイトです。
A・B共に、一箇所ずつ炊事場やトイレのある建物があり、その日はシャッターが閉まっていて中を見ることはできませんでしたが、シャワー室やコインランドリーもあるようです。
ホームページを見ると、かなり充実した施設のようです。
ただし、Bエリアは少し広いので、トイレからかなり離れてしまうサイトもあります。
各区画サイトは、少し盛り土になっています。
おそらく、大雨対策ではないかと思います。
そんなに大雨が降るのでしょうか?ちょっと心配です。
(バンガローもありましたが、ホームページにも記載がなく、詳細は不明です)
とにかく景色がきれい
大きな御母衣湖のおかげで、湖側の景色は開放感があり、さらにその湖の向こうに遠くの山が見えて、なかなかの景色です。
今回、桜はまだ咲いていませんでしたが、五月の連休初めのころには、桜もきれいに咲いてかなり見ごたえのある景色と雰囲気となりそうです。
湖側には民家もなく、空も開けているので、天気のいい夜は星もきれいに見えると思います。
Bサイトのほうには野外ステージがあり、スケルトン状の錆びた鉄骨製の大きな建物で少し興ざめします。
プライバシーは少し気になるかも
各サイトは面積も広く、お隣さんとの距離も多少なりとも確保できますが、各サイト間はさえぎるものもなく、プライバシーを確保するためには、テントの向きや、クルマの位置を考える必要がありそうです。
デメリット
「荘川IC」からキャンプ場までの間に買出しできるスーパーが見当たらない
今のところ考えられるのは、少し離れていますが、キャンプ場から7分ほどのところに「森商店」という小さなお店があります。
大抵の日用品はそこで調達できます。
特にお酒類は豊富にそれっています。
キャンプ場から少し南に下ったところにある、「牧戸」交差点を右折したすぐ右側にあります。
チェックアウトが10:00
いまどき、10:00は早すぎます。
旅館やホテルじゃないんだから、もう少しゆっくりしたいですよね。
テントの撤収も考えると、あまりにも早すぎます。
ここは、再考をお願いしたいところです。
全体の感想
今回はまだクローズでしたので、トイレや炊事場などの様子はわかりませんでしたが、ホームページを見る限りでは、清潔でしっかり管理されているようです。
来るゴールデンウィークのハイシーズンに、満杯になった時の様子も今一つ想像できません。
ただいえることは、景色は抜群です。
サイトの場所を指定できるかどうかはわかりませんが、できることなら湖沿いのサイトをおすすめします。
A・Bどちらのエリアがいいのかという問題があります。
AサイトのほうはAC電源があり、各サイトもきれいに整地されているので魅力的です。
しかも、見たところ桜がそこここに植えてあり、桜のシーズンはかなりよさそうです。
ただし、料金がBより少し高くなっています。
Bサイトのほうは、ワイルド感があります。
どちらも一長一短がありますが、個人的には、湖側ならどちらもおすすめと言っていいと思います。
今回も、昼間の視察でしたので、実際にキャンプしてみると、また違った面が見えてくるかもしれません。
風が強い、と注意事項に書いてあったのは少し気になります。
でも、個人的には、とても魅力的で、一度は行ってみたいキャンプ場の一つとして頭の中にインプットされました。
ただ、チェックアウトの10:00はいただけません。
せめて11:00にならないかなあ。