オートキャンプはやっぱり後ろが開くクルマのほうがいい
オートキャンプをしているクルマを見ていると、ほとんどといっていいほど、ハッチバックというか、ワゴン車というか、バンタイプというかそんな感じの後ろのドアが開くタイプです。
ハッチバック以外のクルマでは、以前、古い年式の「MINI」(ミニクーパーのMINI)の天井にラック(カゴみたいなの)を載せて、それに荷物を積んでいたキャンパーを見たことがありますが、それはそれで、なかなかオートキャンプに似合っていて、カッコよかったことを覚えています。
私の場合、キャンプを始めた頃は初代「スバルレガシー」でした。まだ5ナンバーの頃のレガシーなので、かなり古い話です。
これでも十分な荷物が詰めましたが、やがて、「三菱デリカ」がモデルチェンジをしたのを期に乗り換えることにしました。
現行型の一つ前のモデルです。
このデリカ、キャンプ場で雨のときは車中泊に切り替えたりして、なかなか重宝しました。
もちろん、荷物の積載量はレガシーとは比べるもなく、大積載量でした。
決して、クルマ自体の調子は良くなかったのですが、登山のときの車中泊でも大いに活躍してくれました。
子供とオートキャンプに行かなくなり、私たち夫婦で登山を始めましたが、約12年乗ったデリカは「レガシーアウトバック」へとバトンタッチしました。
そのアウトバックも12年ほど乗って、今の相棒は「スバルインプレッサスポーツ」です。
これも、ハッチバックタイプのクルマです。
中古ですけど。
オートキャンプの荷物はかなりの量になります。
セダンタイプでも、オートキャンプができないことはないですが、積み下ろしの容易さや総収納量を考えると、後ろにドアがあって後部座席背もたれが前に倒せるタイプが圧倒的に便利です。
決して、流行のSUVである必要はありませんが、床下の高いクルマは凸凹道でも底を打たずに住むので、多少有利かもしれませんね。
ゆくゆく登山も始めたいという人は、車中泊のできる車を選択肢に考えてもいいと思います。
ちなみに、アウトバックまではどうにか夫婦で車中泊が出来ました。
インプレッサでは未経験ですが、二人ではかなり窮屈な気がします。
最近、「ジムニー(軽自動車)」のキャンパーを見かけました。
かなり小さいクルマですが、この程度のクルマでも後ろの背もたれを倒せば、かなりの量が載るようでした。
ちなみに、そのジムニーは二人のキャンパーでしたが、小さめのテントと椅子とテーブルだけのシンプルなスタイルでした。
それでも、荷室はいっぱいのようでしたので、ぎりぎりの積載量かもしれませんね。
オートキャンプを始めてから、私が所有したクルマは全て4WDです。
しかし、普通のオートキャンプ程度なら4WDである必要な無いと思います。
たまには、サイトによっては雨のせいで道がぬかるむような状況もありましたが、4WDでなければならないような状況は一度もありませんでした。
ただし、ユーチューブで見るようなすごい秘境にあるキャンプ場もないことはないので、今後そんな場所でのキャンプを考えているのであれば4WDを選択したほうがいいかもしれませんね。
ちなみに、私が4WDを選ぶ理由は、今住んでいる所で時々大雪が降ることがあり、そのときのための用心です。
特にキャンプ用に4WDにしているわけではありません。
そもそも私は、大雨や大雪が予想されるときはキャンプをしませんので。
クルマ選びもオートキャンプの楽しみの一つですね。