何かと不安な初めてのオートキャンプ、基本の流れ

初めてのオートキャンプ 一通りの流れ

 

全く初めてのオートキャンプは何かと不安もあります。

 

登山と違って、適当にやっても何とかなるものですが、出来るだけ不安はなくしておきたいあなたの為に、一通りの流れと注意事項を紹介します。

 

道具は一通りそろっているものとします。

 

最初に、キャンプ場を決めなければなりません。

 

ネットで調べれば、いくらでも情報を取ることができます。

私も、初めて行く場所は必ずネットで調べます。

 

ほかでも紹介していますが、もう一度最低限抑えておきたい事項をご紹介しておきます。

 

クルマが横付けできるか

焚き火は出来るか

チェックインとアウトの時間

近くに温泉はあるか

近くに、コンビニなど、買い物が出来るお店があるか

予約は必要か?キャンセル料は発生するか?

キャンプ場までの道のりと時間

 

おおまかなチェックポイントとしてはこれくらいです。

クルマの横付け以外は必須ではありませんが、あらかじめ調べておくことで、準備に違いが出てきます。

 

チェックインとアウトは特にアウトの時間を注意しましょう。

ホテルや旅館と違って、キャンプは撤収する手間があります。

慣れている人は短い時間で撤収できますが、そうでない場合は少してこずる事も考慮に入れておきましょう。

 

そして、自分の作ったリストに従って、忘れ物のないように、道具をクルマに積み込みます。

クルマはいつも以上の重さになっています。

いつも以上に安全運転を心がけます。

 

次に、キャンプ場についてからの行動です。

 

到着時間やキャンプ場によっても違いますが、まず手続きをしましょう。

区画が決まっているキャンプ場なら、ここでサイトが決まります。

込んでいる場合は自分で選べないことが多く、となりにうるさい若者が来る場合もありますが、こればっかりはどうしようもありませんね。

 

区画が決まっていないフリーサイトの場合は、サイト探しをします。

 

チェックポイントは、

景色

サイトの広さ

地面の傾き

地面の平坦度

トイレの位置

他のキャンパーからのプライバシー

などです。

 

全てを満たすサイトを探し出すのは至難の業です。

ある程度は妥協するしかありませんね。

 

そして、次にテントの設営です。

いきなり本番ではなく、事前に自宅近くの広場で、一度組み立ててみましょう

 

できれば、道具を運ぶ前に、隅のほうにビニールシートを敷いてその上に荷物を運び出したほうが、道具が汚れなくて済みます

 

地面の石を拾います

マットを敷いても少しでも大きな石は出っ張って気になるものです。

 

まず、テントを組み立ててしまいましょう。

組み立ててからでも、ペグうちをしないうちはいくらでも移動できます。

 

そしてテントの位置決めです。

もちろん、椅子やテーブルの位置も考慮して位置決めします。

ここは慎重に、一度ペグうちをすると後からの変更は大変です。

 

タープを張る場合はこの段階がいいでしょう。

雨の心配がある日は先にタープを張る場合もありますが、その場合でも、テントの位置を考えて張ります。

 

そして次にテーブルと椅子、クーラーボックス、コンロやランタンなどの小物をセットします。

 

最後にテント内の寝床を作って終了です。

 

二人でのキャンプを前提として、テントやタープは二人で、小物のセットと寝床作りは分担すると早く済むかもしれません。

 

ここで一休み。

 

時間にもよりますが、汗を流しに近くの温泉行ってもいいですね。

初めて使うガスランタンの準備(マントルを取り付ける)をするのもいいですね。

他人のテントはどうなのかと、さりげなく偵察散歩。

もちろん、車を運転しないならビールを飲んでもいいです。

 

そして、日が暮れる少し前から食事の準備をします。

炭火を起こす場合は、それだけ余分に時間がかかります。

 

そしてディナータイムです。

焚き火を見ながらのディナーも最高です。

 

夜も更けてきました。

天気のいい日は夜空に満天の星。

すこし、酔っ払って、この世の幸せを感じます。

 

だんだん眠くなってきます。

そのまま寝てもいいのですが、ここで少しだけその日最後の仕事があります。

後片付けです。

 

炭火の後始末。

余った食料はクーラーボックスに収納します。

ランタンなどは消灯を確認します。

 

テントの中には小さな懐中電灯を置いておきます。

ペットボトル飲料もあるといいですね。

 

そして朝を迎えます。

 

テントの中が明るくなって自然と眼が覚めます。

お手洗いのあとは、ゆっくり朝食の準備を始めます。

 

朝からご飯を炊く人もいます。

キャンプ場での朝ごはんも最高です。

 

朝食の後は、今度は撤収のことが頭をよぎりますが、せっかくのキャンプです、しばらくは自然の中に身を任せてのんびりと非日常を味わいます。

 

そして、チェックアウトの時間を気にしながら、いよいよ撤収です。

 

雨が降ってなければ、その場で少し湿ったテントなどはその場で乾かしてから収納すれば、次回までそのままでいいので楽チンです。

 

雨が降っていなくても、テントは一晩経つと夜露で濡れます。

 

雨の場合は、少し乱暴ですが、大きなゴミ袋のようなものに無造作に放り込んで、そのまま持ち帰りましょう。

翌日以降、自宅で乾かして元の袋に戻します。

 

そして、テントを撤収した後は、忘れ物が無いか十分確かめましょう。

地面に刺したペグなどは忘れやすいので気をつけましょう

マナーとして当たり前なのですが、ゴミなどもきれいにしていきましょう。

キャンプ場によってはゴミを捨てるところがあります。利用しましょう。

 

以上、大まかなオートキャンプの流れです。

やることがたくさんあって、忙しいと思ったでしょうか。

実際やってみると、それほどでもなく、自由な時間はたっぷりあります。

 

慣れると、設営や撤収は大したことではありません。

さあ、一歩を踏み出しましょう。

 

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す




関連記事

「ひるがの高原キャンプ場」に行ってきました
キャンプのランタンは複数あったほうがいい
「さくら街道 みぼろ湖畔キャンプサイト」(高山市荘川町)を見てきました
冬キャンプができる「渚園キャンプ場」(静岡県浜松市)を見てきました
キャンプで何するの?
冬キャンプが出来る「美濃白川アウトドアリゾート・クオーレふれあいの里」(岐阜県白川町)を見てきました
またまた、一色の森キャンプ場に行ってきました
一色の森キャンプ場に行ってきました。3回目です
「グリーンウッド関ヶ原」(岐阜県関ヶ原市)に行ってきました
「マイアミ浜オートキャンプ場」(滋賀県野洲市)に行ってきました
オートキャンプにもコンパクトなシングルガスストーブがあると便利
ペグと金づちは絶対買ったほうがいい
「さくら街道白川郷ひらせ温泉キャンプサイト」(岐阜県白川村)を見てきました
岐阜 高山荘川 一色の森キャンプ場のバンガローを利用しました
山(アウトドア)の天気を簡単に予測する

Menu

HOME

TOP