冬キャンプが出来るキャンプ場を視察してきました
2019・1・12
住所:静岡県浜松市西区舞阪町弁天島5005−1
「竜洋オートキャンプ場」を見に行ったついでに、「渚園キャンプ場」も見てきました。
今回も昼間の視察だけですので、ご了承願います。
ここは、オートキャンプ場とフリーサイトに分かれていて、オートキャンプ場はクルマを乗り入れできるようですが、フリーサイトは少し離れた駐車場にクルマを停めて、サイトに荷物を運び込むスタイルです。
今回、オートキャンプ場には誰もいませんでした。
おそらく、使用料金が大きく違うのがその理由だと思われます。
Contents
「サイトの特徴」
浜名湖のほぼ南端に位置する、大きな正方形の平らな埋立地です。
その埋立地全体が「渚園」という一つの公園になっていて、キャンプ場のほかに野球場やテニスコートなどの野外体育施設があります。
キャンプ場は野外コンサート会場にも利用され、過去にB’zやサザンがコンサートをした事もある、広大な敷地です。
クルマでの入園の際には、駐車料金が410円必要となります。
キャンパーも支払う必要があります。
再入場の場合もあらためて料金がかかります。
※オートキャンパーに限り、再入場のための無料券が一泊につき一枚付きます
キャンプ場は、一面芝生のサッカーグランドのような仕切りのない広大な敷地となっています。
「オートキャンプ場サイト」は、地面に引かれたラインで区画を分けています。
広さは一区画が10m×10mです。
各サイトには簡単なサイト番号を示す札が立っています。
「フリーサイト」は、オートキャンプサイトの隣に位置しますが、オートキャンプ場との間に垣根のような仕切りはなく、地面に引かれたラインだけが境界線となっています。
オートキャンプサイトとフリーサイトの敷地面積の割合は7:3といった感じです。
「印象的な料金設定」
先ほども少し触れましたが、オートキャンプ場とフリーサイトの価格差が大きいのも印象的でした。
オートキャンプ場は、3500円/日、フリーサイトは、大人410円・小中生200円となっていて、フリーサイトの安さが目立ちます。
もちろん、この料金に入園時の駐車料金410円は別途掛かります。
※この時点の料金です
フリーサイトは、クルマの乗り入れが出来ないので少し不便というデメリットもありますが、荷物運びの為にリヤカーを借りることが出来ます。
今回のように空いていれば、フリーサイトでもお隣さんとの間隔を大きくとることができ、テントの向きさえ考えれば、プライバシーも十分確保でき、加えてこれだけの価格差があれば、車を横付けできなくても、フリーサイトを選択するのがいいと思います。
今回オートキャンプサイトに誰もいなかったのは、そういう理由からかもしれませんね。
「全体の所感」
個人的には、広大なきれいに整備された芝生の上でのキャンプは少し違和感があります。
浜名湖や太平洋がとても近いのに、その景色が一切目に入ってこないのもその一因です。
ハイシーズンの休日は、難民キャンプのような景色を想像してしまいます。
ただ、地域的に真冬でも極寒になることはなく、町からも近く、家族や友達で焚き火を眺めながら気軽にバーベキューを楽しむことが出来るという意味では、これはこれでありかもしれません。
また、浜名湖周辺の観光ついでに利用できるという意味では、料金的にもオススメなキャンプ場です。
※周辺散策用にレンタサイクルもあります
スポーツ施設の一部なのでトイレもきれいです。
※一部、移動式トイレになっています
ということで、個人的にはあまり食指が動かないキャンプ場ではありましたが、目的によっては、十分楽しめるキャンプ場です。
今回は、昼間だけの印象です。
夜になって辺りが暗くなり、ランタンと焚き火の明かりだけになれば、その雰囲気はまた違ったものになるのかもしれませんね。