冬キャンプが出来るキャンプ場を視察してきました
2019・1・12
住所:静岡県磐田市駒場6866-10
私たち夫婦で恒例になっている、浜名湖のイチゴ狩りに行ったついでに、少し足を延ばしてキャンプ場の視察をしてきました。
冬キャンプが出来るところは限られていますので、一度見ておきたかったのです。
今回は昼間の視察だけですので、あらかじめご了承願います。
Contents
いいところ
「よく管理されていてとてもきれい」
第一印象は、比較的平らな敷地に芝生を敷き詰めた、よく管理されたキャンプ場という感じです。
ちょっと違うかもしれませんが、全体的な印象は河川敷のゴルフ場といった感じです。
トイレももちろん水洗で、炊事棟とあわせてきれいに管理されています。
全体的にワイルドな印象がなく、少しさびしいと思う人もいるかもしれません。
もちろん、ゴミ捨て場もしっかりとあります。
「区画サイトでも比較的広い」
区画サイトの広さも十分です。
ホームページで見てみると、オートキャンプサイトは10m×10mとなっています。
二組のテントを張るとなると少し狭いですが、一家族で一張りのテントとタープだけなら十分な広さでしょう。
二家族で二張りしたい場合には、キャンピングカーサイト(3箇所のみ)を予約することもできます。
ここの広さは10m×15mとなっています。
クルマも二台駐車できます。
「区画サイトには流しと電源が付いている」
各区画には流し(シンク)と電源があるのがとても便利です。
私は電源をほとんど使いませんが、冬の寒い日は電気敷き毛布を使うことも考えているので、ないよりはあったほうがいいですね。
「流し」もキャンプ場にありがちな不潔感がなく、清潔で使う気にさせます。
「フリーサイトは開放的で自由度が高い」
フリーサイトはとても広く、もちろん、どこにテントを設営しようが自由です。
プライバシーを考えながら上手く設営すれば、開放感のあるキャンプを楽しめそうです。
ただし、残念なところはクルマを芝生の中まで乗り入れできないところです。
写真はフリーサイトのほんの一部です
「コテージが充実している」
私は、コテージを使用しないので、あまり詳しくはリサーチできていませんが、合計10数戸の外観のきれいなコテージは、このキャンプ場の管理状況から見ると、室内もきれいになっていると思われます。
ホームページで確認しても、テレビから洗面所やお風呂までそろっていて、グレードの高い別荘といった感じです。
キャンプとは少し違いますが、これはこれでありだと思います。
「公共大浴場が近くある」
すぐ近くに「しおさい竜洋」というレストハウスがあります。
キャンプ場からも歩いていけます。
ラジウム温泉、レストラン、地場産品直売所などがあり、ここで昼間の汗を流し、食材を調達できるのでとても便利です。
この時点での入浴料ですが、360円でとてもリーズナブルです。
営業時間 : | 午前10時~午後9時まで (最終入場 : 午後8時30分) |
定休日: | 毎週木曜日(但し7/21 ~8/31・年末年始は営業) |
※この時点のホームページより
バーベキューテラスもあるようですが、我々キャンパーには必要ありませんね。
残念なところ
「プライバシーが不十分」
区画サイトにありがちなことですが、道を隔てて、反対側にお互いが向き合って設営するスタイルなので、いたし方ありません。
ここは天竜川河口にある、整備された平地にあるキャンプ場です。
地形による目隠し的なものも一切ありません。
フリーサイトなら、テントの向きを考えて設営すれば、上手くプライバシーを確保できるかもしれませんが、それも夏の繁忙期には無理でしょうね。
「フリーサイトはクルマを乗り入れできない」
先ほども少し触れましたが、フリーサイトは残念ながら、クルマをサイトの外側の所定の位置に駐車する必要があります。
フリーサイトの中心部に設営しようとすると、クルマから離れることになるので、荷物運びが少し面倒ですね。
その他
「一番オススメのサイトはキャンピングカーサイト」
比較的プライバシーが確保できるのは「Dサイト」のキャンピングカーサイトです。
このサイトは対面にサイトがないので、人目を気にする必要はありません。
ただし、6480円(この時点の値段)なので、これも悩ましいところですね。
「ペット禁止・消灯が22時・禁煙などマナーを重視」
以外にマナーが厳しいことに驚きました。
タイトルのように、ペット禁止で消灯時間があって、さらにサイト内禁煙とまであります。
私は、ペットもいませんし、タバコも吸わないので全然問題ありませんが、そうでない人は残念ながら、ここでキャンプすることをあきらめるしかありませんね。
もちろん、所定の喫煙場所(管理棟・炊事棟)があるので、それで我慢できる人は大丈夫ですよ。
22時の消灯については、完全に明かりを消してというわけではなく、周りの迷惑を考えて、静かに過ごしてくださいということのようなので、それはよく理解できます。
ただし、ホームページでは“火を消して”とあるので、焚き火はだめそうです。
少し微妙です。
ちなみに、焚き火はもちろん直火禁止です。
しかも、芝生を守る為に、炊き火台の下には耐熱版敷いてくださいとなっています。
耐熱版は炊事棟にあるそうです。
以上、私の感覚からはいろいろと新鮮な感じのするキャンプ場です。
このあたりは、真冬でも雪が積もることもほとんどなく、山の中のキャンプ場と比較すると、とても管理されたキャンプ場です。
キャンプ場からの景色は決してよくありませんが、少し足を延ばせば、太平洋を望むことが出来ます。
人気のあるキャンプ場のようですが、個人的には冬キャンプならOKですが、夏の繁忙期なら山のキャンプ場を選びますかね。
この日は、ほとんど曇りで、時折小雨の降る、風の穏やかな天気でした。
寒さもそれほどではありませんでした。
おそらく10℃くらい。
しかし、海沿いということを考えると、時間帯によっては風が強くなる事も予想されます。
この日は3連休の初日でしたが、午後2時頃の時点で3割くらいが埋まっていたことを付け加えて起きます。