「グリーンウッド関ヶ原」(岐阜県関ヶ原市)に行ってきました

以前下見してきた、「グリーンウッド関ヶ原」でキャンプしてきました。

 

2019・3・30

住所:503-1543  岐阜県不破郡関ヶ原町大字今須2048番地

 

以前、下見に行ってきた様子を簡単にご紹介しましたが、実際にキャンプして来たので、そのときの様子をご紹介します。

 

もともと人気のあるキャンプ場で、以前にも書きましたが、この時期は桜がきれいに見えるということで、なかなか予約が取れないキャンプ場ですが、今年の桜は全国的に少し早めの開花ということで、一か八か、一週間ほど前倒しで予約しました。

 

予約時はまだ2サイトほど空きがあり、区画されたオートキャンプサイトのほうを予約しました。

 

しかし、当日は残念ながら、一部開花はしたものの、まだつぼみの状態でした。

ソメイヨシノではありませんが、一部咲いている桜もあるといえばありましたが、賭けは外れました。

ホント残念です。

例年は、4月5日前後が見ごろだそうです

開花は例年、名古屋より1週間ほど遅いとのことでした。

 

今回は一泊でしたが、天気予報では1日目が昼から雨、2日目は朝から曇り時々晴れでした。

悪天候の為にキャンセルもあり、桜の開花がまだということもあって、キャンプ場の入りは6割ほどでした。

それでも、6割も入っていました。

 

通常のチェックインタイムは1時30ですが、10時過ぎころに到着しました。

アーリーチェックインの場合は、1時間当たり200円別途掛かります。

なんとしても、雨が降る前にテントの設営を終えたかったのです。

今回は600円支払いました。

 

テントの設営の1時間後には雨が降り始めました。

アーリーチェックインは成功でした。

 

設営のあと、食材やお酒の買出しに行きましたが、すぐ近くにお店はなく、大垣方面(国道21号線を東へ)にクルマで10分ほど戻らなければなりません。

往復で最低でも20分かかります。

 

この日は、天気が悪い事もあり、日中でも10度までしか気温は上がりませんでした。

おまけに風も強く、体感温度的にはかなり寒さを感じました。

日が落ちるころには、さらに寒くなってきたので、ストーブを点けました。

 

雨はずっと降り続き、外気温と暖かい内気温の差なのか、テントの天井からは、ぽたぽた水滴が落ちてくる有様でした。

 

私たちのテントは、スクリーンタープ型のテントの内側に吊り下げ式のインナーテントを設置するタイプなのですが、さすがに、インナーテントの中までは水滴は落ちてきませんでした。

よかった、よかった。

 

途中からさらに寒くなってきたので、スクリーンタープのスクリーンを全て閉じて、その中で食事をしました。

 

テント内に炭火コンロも持ち込みましたが、しばらくすると一酸化炭素センサーが鳴ったので、あわてて、スクリーンタープの一部の内張りを空け、網戸にしました。

発報時のセンサーの数値は200PPMとなっていました。

 

アマゾンで購入した、1000円ほどのものですが、きっちりと仕事をしてくれました。

網戸にした後はちゃんと000PPMの数値に戻っていました。

あぶない、あぶない。

 

今使っているのは、「スノーピーク・リビングシェル」ですが、網戸にできる箇所が何箇所もあって、少しだけ網戸にする事もできれば、ほとんど全てを網戸にする事もできるなかなか使い勝手のいいスクリーンタープテントです。

このテントについては日を改めてご紹介したいと思っています。

天気予報では、気温が就寝時(23時ころ)5度くらいでしたが、厚着をして、封筒型とマミー型シュラフのダブル、床には、銀マットを折りたたんで2重にして、その上にちょっとしたキルトのマットにエアマット、さらにラグマットを敷いて寝床を作ったので、寝床の寒さは全然気になりませんでした。

やりすぎか?

 

しかし、その夜のメインイベントは真夜中に発生しました。

とんでもない嵐です。

 

これまでに私も、悪天候に関してはいろいろ経験してきました。

大雨のため、テントサイトが浅い川のようになってしまい、あわててクルマに避難した事もあります。

 

今回は雷雨と強風です

風については、今までに経験した最高の風速だと思います。

スマホで気象状況を見ると、そこの一箇所だけ赤色で、80mm/h以上の雨量となっていました。

 

大雨と強風と激しいカミナリのあわせワザで、ほんとにペグが外れてテントが飛ぶんじゃないかと思いました。

もし飛んでいたら、この雷雨の中作業が大変だったろうなあ。

 

ワンポールテントの人たちは、カミナリのほうが心配だったかもしれません。

カミナリは、高くて先の尖ったものが好きですからね。

テントの中にいても、光と音の時間差から近くにいくつも落ちたのはわかりました。

 

ここのキャンプ場は、幸い背の高い木々がいくつもあるので、ワンポールテントでも心配ないと思われますが、平地のキャンプ場は気をつけなければいけませんね。

 

一番の恐怖だった強風は、幸い私たちのテントは何とか崩壊を免れましたが、近くのテントでは、テントかタープが一部外れたようで、真夜中の大雨の中、ペグを打ち直す音がしばらく続いていました。

ものすごい状況でしたので、外に出て覗くこともできませんでした。

ご愁傷様です。

 

私は、まさかこれほどの強風になるとは思っても見なかったので、スクリーンタープのペグは裾に6箇所だけ打っただけでした。

テントの側面にロープ留めをしてなかったのです。

実は、ここの地面は硬くてペグが入りにくいのですが、その硬さが丁度良かったのか、力を入れて奥までしっかり打ち込んでいたことと、地面の固さゆえペグが抜けにくかった事も幸いしました。

これからは、どんなに天気でもしっかりとペグを打ち込むとしよう。

 

今回の教訓

ペグをしっかり打つこと。

レインウェアーを念のために持っていくこと。

ワンポールテントはカミナリのときはクルマに逃げる。

やっぱり、テント内の炭火コンロは一酸化炭素中毒に注意。

 

しばらく、悪天候を避けてキャンプをしていたので、当たり前のことをすっかり忘れていました。

大事に至らず、いい経験になりました。

 

翌朝まで、雨は降り続き、風も夜中よりも落ち着いたとは言うものの、雨が止んだ後もかなり強く吹き、撤収の際にはかなり苦労しました。

撤収中に私たちのテントが風に吹かれてひっくり返り、お隣さんに当たってしまいました。

一緒に押し支えてくださるなど、ご迷惑をおかけしました。

 

ということで、災難なキャンプではありましたが、それなりに忘れられないキャンプとなりました。

 

管理棟の人に聞いたところ、あいまいな表現でしたが、雨が降ると強風になるようです

ちょっとわかりにくいですが、おそらく、地形的に風の通り道になっていて、低気圧の通過に伴い、風がそこに集まるのではないかと推測します

 

また来年、雨のない桜の時期にリベンジしたいと思っています。

  • Pocket
  • LINEで送る
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

コメントを残す




関連記事

「根の上高原保古の湖キャンプ場」(岐阜県恵那市)へ行ってきました
オートキャンプのクルマはどんなのがいいか
着火剤「ベスター」のすごい威力
夫婦二人だけならスチール製の七輪で焚き火までやっちゃう
「めいほうキャンプ場」(岐阜県郡上市)を見てきました
スクリーンタープ スノーピーク「リビングシェルS」のご紹介
飛騨荘川「一色の森キャンプ場」(高山市荘川町)へ行ってきました
冬キャンプが出来る「美濃白川アウトドアリゾート・クオーレふれあいの里」(岐阜県白川町)を見てきました
「いなかの風キャンプ場」に行って来ました!
冬キャンプは出来ないけど、「神明キャンプ場」を見てきました
オートキャンプでのセキュリティーを考える
ひそかにキャンプ行ってます。一色の森キャンプ場
緊急事態宣言解除後、「一色の森キャンプ場(荘川村)」にまたまた行ってきました
 紅葉の「飛騨荘川 一色の森キャンプ場」はやっぱり最高だった
またまた、一色の森キャンプ場に行ってきました

Menu

HOME

TOP