オートキャンプでのセキュリティーを考える

テント泊のオートキャンプは危険がいっぱい?

 

オートキャンプのスタイルのほとんどはテント泊です。

キャンピングカーでの宿泊もありますが、今回は、テント泊におけるセキュリティーを考えてみたいと思います。

 

セキュリティーとして考えた場合、テントは脆弱と言わざるを得ません。

しっかりとした施錠はできません。

 

よほどのことが無い限り、指定されたキャンプ場で犯罪が起きる確率は低いと思いますが、全く無いとはいえません。

 

というより、最低限のセキュリティー対策はしておいて損は無いと思います。

 

絶対にやるべきことは以下の四つになります。

 

テントを離れて留守にするときは、貴重品は置いて行かない

就寝時は、出来るだけ食料品やキャンプ道具をテント内など外から目に付かないところへ移動させる

テントが火事になった時の為に、カッターなど先のとがったものを置いておく

ある程度の距離を保って、他のキャンパーが見える範囲で設営する

 

 

人によっては、留守にするときはテントの前にサンダルを置いておく、ラジオをかけておくなどいろいろ対策を取っている人もいます。

さらには、テントのチャックの先端に錠前をつけるという人までいるようです。

 

私はそこまでしませんが、

そもそも、テントで寝泊りするということ自体、リスクのあるものです。

まじめに考えたら、夜も眠れません。

 

なので、逆に先にあげた四つだけは、最低限心がけています。

 

テントを離れて留守にするときは、貴重品は置いて行かない

言うまでもありませんね。

 

就寝時は、出来るだけ食料品やキャンプ道具をテント内など外から目に付かないところへ移動させる

食料品の残りを狙って野生動物が近づく可能性があります。

また、キャンプ道具も高価になり盗難の心配が高まっています。

テント内が無理なら、クルマの中という手もあります。

 

テントが火事になった時の為に、カッターなど先のとがったものを置いておく

普通のテントは火に弱い素材で出来ています。

万が一火事になっても、刃物があればテントの生地をいとも簡単に裂く事が出来、用意に脱出できます。

 

護身用ではないので、大げさな刃物である必要はありません。

私は、クルマのキーのキーホルダー代わりに、折りたたみ式の小さな十特ナイフをつけているので、それをテントの内側に付いている小さな袋に入れて寝ます。

普段は右のをキーホルダーとして使っています

 

ある程度の距離を保って、他のキャンパーが見える範囲で設営する

まったく、人目のつかないところよりも安心感があります。

 

ここで一つ問題です。

 

就寝時、貴重品(財布やスマホ)は施錠したクルマの中においておいたほうが良いか、それとも、テントの中にいっしょに持って寝たほうがいいのか。

 

とても悩ましい問題です。

 

正解はないかもしれませんが、私の場合、貴重品はテントの中に持っていって寝ます。

悪いやからでも、人を襲うより、きっとクルマを物色するほうがリスクが少ないと考えるのではないかと思うからです。

 

以上のほかにも、道具に防犯ブザーを取り付けたり、LEDランタンを一晩中点けっぱなしにする、持ち物にステッカーを貼るなどいろいろあります。

 

私は、実際に盗難や強盗まがいの話しを聞いたことはありませんが、世の中悪いやつは一定数います。

我々の想像を超えることがあるかもしれません。

 

キャンプ場によっては、夜間は部外者が入れないようになっているところもありますが、気を付けるに越したことはありません。

でも、あまり気にしすぎるとキャンプなんて出来なくなってしまいます。

どこかで折り合いをつけなければなりませんね。

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