オートキャンプにあると便利な物 明るさの違う複数のランタン
以前、オートキャンプを始めるための必需品を紹介しましたが、個人のスタイルに合わせていろいろと買い足していくのもまた楽しみの一つです。
参考にしてください。
明るさの違う複数のランタン
明かりを取るランタンはやはり、複数あった方が何かと便利です。
私は、小さなガスランタンが一つ、昔買った電池式のが一つ、あと最近買ったスノーピークのほおずきセット(大小一つずつ)を使っています。
なぜこんなにあるかというと、それぞれ用途が違うからです。
食卓やリビングから少し離れたところに一番明るい電池式ランタンをぶら下げてきます。
そうすると、夏は虫がそのランタンめがけて集まるようになります。
食卓の上には小さなガスランタンを置きます。
ガスランタンの独特な温かみのある光が、いい雰囲気にテーブルの上を照らしてくれます。
ほおずきセットは、大きいほうをテントやタープの入り口のところに光を落としてぶら下げておきます。
そして小さな「たねほおずき」はトイレに行くときの懐中電灯代わり、就寝時には枕元に置きます。
ほおずきセットは、どちらも明かりを調節することが出来、少し暗くして吊るしておくととても雰囲気があります。
また、テーブルの上に伏せて置いても半透明の樹脂を通してほんのりと明るく周りを照らしてくれます。
ちなみに、ほおずきはLEDなので、玉切れもなく省エネの上結構明るいことは付け加えて置きます。
ただし、値段もそれなりです。
やはりスノーピークプライスです。
今のところ、私が持っている一番明るいのが電池式のランタンですが、その代わりにもう少し光量のあるガスランタンをほしいと思っていますが、電池式で間に合っているので当分はそれで行きます。
昔オートキャンプをしていたときは、大きなガスランタンを二つも持っていたのですが、誰かに譲ってしまったようです。
まさか50歳を超えてから必要になるとは思ってみなかったので。
ちなみに、今使っているガスランタンのメーカーはプリムスです。
私が登山に使う小型ストーブ(コンロのこと)もプリムスなので、ボンベの使い回しを考えてガスランタンもプリムスを使っています。
ガスランタンの話が出たついでに、少しお付き合いください。
ガスランタンは最初に少し手間がかかります。
電灯でいうところのフィラメントのようなものを取り付けないといけないからです。
いまどきの若い人はひょっとしたらフィラメントを知らないかもしれませんね。
電球のガラスの中の光るところ、小さなスプリングみたいな電線の部分です。
ガスランタンの場合は、その部分が丸い袋状の網になっているのですが、それをマントルといいます。
マントルは初めナイロンのような繊維で、ランタンの所定箇所に取り付け、手で少し膨らませた後、一度焼きます。
すると、焼かれていく過程で、その繊維は白く小さな球体になり、それ自体がガスで火をつけると明るく燃えるのです。
一度焼かれたマントルは、灰のように(灰です)とてももろいものですが、形が崩れたり、穴が開くまでは、そのまま繰り返し使うことが出来ます。
これが、ガスランタンが一手間かかるという理由です。
ガソリンランタンという手もあります。
基本はガスランタンと同じ原理です。
ガソリンランタンは火力が強力で、燃料代もガスより安いです。
ガソリンは専用のものを使用します。
余ったガソリンは、毎回抜き取る必要があります。
ちなみに、ガソリンの場合は、ガソリンを気化させる為にポンピングという空気を加圧する作業が必要です。これがキャンプ毎に必要です。
こちらも、マントルは必要です。
ということで、結構手間がかかります。
でも、この手間がたまらなくいい人もいるので興味のある人は一度検討してみてもいいかもしれませんね。
本当のことを言うと、私も少しあこがれます。
今回は、ランタンの話でした。
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