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晩秋のオートキャンプに行ってきました。
保古の湖キャンプ場です。
2018・11・17
住所:岐阜県恵那市東野2390-165
最初に、感想をいいますと、
閑静な林間サイトで、小川の流れる自然あふれるキャンプ場
一区画あたりのサイトが小さめ
トイレがいまいち
詳しく見ていきましょう。
では「いいところ」から
場所によってはロケーションがいい
「保古の湖」という比較的大きな湖の景色がとてもきれいで癒されます。
ただし、残念なところにもリストアップしましたが、たくさんある中のわずか四箇所しかその湖が望めません。
その箇所の予約はすぐに埋まってしまうようです。
ちなみに、その四箇所は「C15~18」です。
わかりづらい写真でごめんなさい。
黄色がCサイト 赤色がAサイト 緑色がDサイト 青色がBサイトです。
「C15~18」は左上の湖に近い四箇所です。
今回私たちは、比較的空いていた事もありAとDサイトからほぼ自由に選択することが出来ましたが、より林間色の強いDサイトを選択しました。
近くに小川が流れ、水の流れる音だけの静かなキャンプを過ごせました。
ちなみに、Bサイトはクルマを所定の位置に駐車する必要があり、一区画のサイトもかなり狭いものとなっていました。
近くにある国民宿舎で、¥100割引で日帰り入浴可
キャンパーは特別に¥100割引で近くの歩いていける国民宿舎のお風呂利用できます。
¥500のところ¥400です。
時間の指定はありますが、特に問題ないと思います。
お風呂自体も、露天風呂などはありませんがとても清潔で、いわゆる温泉ではないのですが、ラジウム泉のお風呂でとても気持ちよかったです。
私たちは夜の入浴でしたので気が付かなかったのですが、そこからの景色はとてもいいそうです。
残念でした。
一年中オープン
このあたりのキャンプ場はほとんどが、10月末で閉じてしまうのですが、ここは1年中オープンしています。
したがって、ホームページでもわかるように雪中キャンプも出来るのです。
私は基本的に寒いのが苦手なので雪中キャンプをしたことがありません。
でも、今年からストーブを導入したのでひょっとしたら、今後考えてみてもいいかなとひそかに思っています。
ちなみに今回は11月下旬とはいえそれほど寒くはなかったので、厚着とストーブと焚き火のおかげで、それほど苦もなく寒さをしのぐことが出来たことを付け加えておきます。
直焚き火OK
直の焚き火がOKだけでなく、あらかじめ焚き火しやすいようにレンガがいくつか置いてあり、風除けを作って焚き火しやすいようにしてあるところも、○です。
今回私たちも、存分に利用させていただきました。
焚き火をしながら、炭火のコンロで調理も出来ました。
写真を載せておきます。
近くでレジャーを楽しめる
私たち夫婦にとっては、キャンプ自体がレジャーなので、特別他のレジャーを求めてはいません。
ただ、キャンプの目的は人それぞれなので、その場所で遊びの選択肢があることはプラスにはなってもマイナスではありませんね。
今回私の興味を少し引いたのは、保古の湖の手漕ぎボートでした。
もちろん有料です。
以前から、沖縄などでシーカヤックを何度か経験していて、手漕ぎボートは私の興味のあることの一つです。
二泊だったら、乗っていたかもしれませんね。
ほかにも、グランドゴルフ場やテニスコートなどもあったことをご紹介しておきます。
残念なところ
一区画あたりのサイトが小さい
おそらく、一昔前の設計かもしれません。
最近のテントは以前に比べて大きくなっています。
私の使用するスクリーンタープ兼テントを設営して丁度の大きさです。
丁度なので、テントの向きが制限されたり隣とのプライバシーの問題などが発生します。
中には、数箇所だけ大きいサイトもないことはないですが、ほとんどは小さいサイトなので、大き目のテントやタープを張る場合は注意が必要となります。
トイレが残念
これも、設計が古いせいなのか、大きいほうは汲み取り式となっていました。
女房に聞いたところ、女性トイレは、一箇所だけ簡易水洗になっているようでした。
今や、キャンプ場のトイレはそのキャンプ場の評価の大きな部分を占めています。
私のような昔の人間でも、トイレは重要視します。
決して洋式である必要はありませんが、せめて水洗トイレをお願いします。
ちなみに、この話はABDサイトの人が利用するトイレの話です。
Cサイトにもトイレがありますが、こちらのトイレは未確認です。
ごめんなさい。
湖の見えるサイトは4箇所しかない
最初にも書きましたが、ここは湖の近くのキャンプ場なのですが、サイトから湖が見える箇所はCサイトの四箇所だけ(15~18)なのでご注意願います。
ABDサイトからは、ジャンプしても、どんなことをしても見えません。
ABDサイトは湖からかなり低くなっていて、湖に近いAサイトからは湖の堤防を見上げることしかできません。
※保古の湖は人口の湖です
サイト間が近く、プライバシーにやや欠ける
これも昔の設計らしく、小さな様々の形のサイトがランダムながら所狭しと配置されています。
段々になっていて、水平にサイトが隣に並ぶことは少ないですが、サイト自体が狭いため、お隣さんがかなり近くなります。
プライバシーはこちらが気にしなくても、相手が気にする場合があるので、こういうときのマナーとしてテントの向きを考慮して設営しましょう。
近くにコンビニやスーパーがない
近くにコンビニスーパーがないので、あらかじめ恵那の町で必要なものを買い揃えて起きましょう。
キャンプ場から恵那の町まで約10キロあります。
信号がほとんどない道路なので、思いのほか時間はかかりませんが、それでも15~20分弱はかかると思います。
ご注意ください。
キャンプ用品や薪はキャンプ場でレンタル、購入できます。
ゴミは原則各自持ち帰り
最近のキャンプ場はゴミ捨て場が設置されています。
自分のゴミは自分で持ち帰るのは自然なことですが、ゴミ捨て場があると正直助かります。
食べ物や紙製品などは現地で各自焼却することは出来ますが、空きボンベ、ビール缶、空き瓶、食品などのビニール袋はそういうわけにいきません。
“持って帰るのがマナーでしょ”って言う人もいるかもしれませんが、個人的にはゴミ捨て場はやっぱりほしいです。
今回は最高の天気でした。
風もほとんどなく、この季節としては寒さも厳しくはありませんでした。
当日のキャンパーは全体で5組程度でした。
そのうちソロキャンパーが半分ほどを占めていました。
女性二人組みのデイキャンプの人もいました。
この寒い時期を考えると、本当にキャンプが好きな人たちですね。
今回は少し厳しい感想になってしまいましたが、例によって、人によってはデメリットがメリットになったりします。
あくまでも私の個人的な感想です。
ご参考になれば幸いです。
この記事は2018年のものです。料金やそのほかの最新情報は情報はキャンプ場ホームページでご確認ください。