夫婦で北アルプス登山、癒し満開
私のキャンプの原点は登山です。
冬山登山はしません。
北アルプスの岩稜など、危険なところも行きましたが、本当の癒しは安全登山から。
少しだけ経歴を。
もちろん夫婦での登山です。
ホームグランドは北アルプス。
始めてから15年ほど。
年月ほどには行けてないですが、知る人ぞ知る、大キレット、ジャンダルム、剣岳などなど、北アルプスのほとんどを縦走しました。
当時、難所の縦走達成は少しだけ優越感がありました。
怖い箇所もあったけど、今となってはいい思い出です。
雨の中、強風の中たくさん経験したけど、やっぱり晴天のぽかぽか陽気の登山が最高。
最初のうちは、苦しい登り、雨に打たれても歩くといった苦行の末の達成感が心地よく、それはそれで快感でした。
でも回を重ねるうち、できるだけ楽に登って、頂上でのビール(飲まない人はお茶でもなんでも)や食事、登山の醍醐味はこれだと気が付いたのです。
登るのに全くつらくないというのは難しいけど、ゆっくり登ることで、かなり疲労度が違ってきます。
無理をしない、ゆっくりな登山計画を立てることが大切です。
いままでの中で、最高のシチュエーションの一つは、9月末に登った奥穂高岳です。
朝晩はかなり寒かったのですが、昼ごろに登頂した奥穂高岳の頂上は最高の天気でした。
槍ヶ岳、ジャンダルムなどの景色が360度見渡せ、少し汗ばむほどの気温で空気は乾燥していて、同じ場所にただ何もせずに1時間以上景色と空気を楽しみました。
50代から登山を始めてみたい人は少なからずいるようです。
ザックや登山靴など少なからず初期投資は必要ですが、一度購入すればしばらく使えます。
私たちも、いきなり北アルプスに挑戦したわけではなく、最初は近くの金華山(岐阜市)からでした。
そして、伊吹山(滋賀県)など近くの山に登って足腰を少しずつ慣らしていきました。
最初の北アルプス登山はお気楽な西穂高岳でした。
お気楽とはいえ、西穂高に登るとなると岩登りがあり少し難易度が高いです。
でもその少し手前までなら、低山で鍛えたあとなら、楽勝です。
かなりの高さまで、新穂高ロープウェイで登ります。
季節によって始発時間が違いますが、朝一番で乗るのがオススメです。
せっかくなので、西穂高の山小屋に泊まってみるのもいい経験となります。
山荘なので多少割高ですが、なんともいえない癒しがあります。
ここの山小屋は食事もおいしいです。
いきなり北アルプスの話となってしまい、恐縮です。
もちろん低山登山だって十分楽しめます。
って言うか、楽しまなければもったいない。
登山の魅力は人それぞれですが、私にとっては最高の癒しです。
別に機会に、さらなる登山の魅力を紹介します。
お楽しみに。