高山市ですが、中心地からは少し離れていて、どちらかというと郡上市の「ひるがの高原キャンプ場」のある“郡上市高鷲町ひるがの”に近くなります。
2019・4・13
住所:501-5414 岐阜県高山市荘川町猿丸88−1
この道の駅の大きな特徴は、併設する温泉です。
荘川天然温泉「桜香の湯」(日帰り温泉)です。
道の駅の紹介だろ、温泉は温泉だろ?という声が聞こえてきそうですが、道の駅の敷地内にある温泉と蕎麦?のご紹介です。
ご容赦願います。
ということで、いつもどおりサクッとご紹介します。
場所は住所のとおりになりますが、東海北陸自動車道 荘川ICを降りてすぐのところにあります。
道の駅としては、これといって他の道の駅と対して変わりはありません。
地元の名産品やお土産が並んでいて、ローカル情報コーナーがあります。
個人的には、併設する天然温泉、蕎麦、この季節ならではの荘川桜がおすすめです。
先ずは温泉からいきましょう。
今回は入りませんでしたが、何度か行ったことがあるので、そのときの話になります。
それほど広くはありませんが、露天風呂もあって、特に冬は、雪を見ながらの露天風呂はなかなか雰囲気があります。
冬でなくても、気持ちいいです。
大人一人700円です。※この時点
タオルが付いています。
取り立てて安いわけではありませんが、高いというほどでもなくバランスの取れている価格だと思います。
これまでの経験上、それほど込んでいることもなく、比較的落ち着いて入浴することができます。
室内風呂には、超音波流水システムなる、湯船の中で流水を発生させる装置が設置されています。
たしか、自分でスイッチを操作する必要があったと思いますが、ONにするとしばらく流水が発生します。
この流水によって、マッサージ効果とリラクセーション効果を得られます。
個人的には、あってもなくてもどちらでもいいかな、とは思いましたが、天然温泉では、珍しいそうなので、興味のある人は是非試してみてください。
温泉施設内には、レストラン「おうか」があります。
おすすめは、「鶏ちゃん」と「蕎麦」です。
「鶏ちゃん」とは、簡単に言うと一口サイズにカットされた、少し濃い目に味付けされた鶏を、野菜と一緒に炒めた料理です。
飛騨地方南部の郷土料理の一つで、お店によっていろんな味付けがあって、どれもおいしいです。
冷凍になったお土産用の「鶏ちゃん」も売っています。
野菜と一緒に炒めるだけで簡単に調理できるので、私もときどき家に買って帰ります。
道の駅にも置いてあります。
蕎麦について。
実は、ここ荘川は蕎麦でも有名な場所なのです。
毎年秋には新そば祭りがおこなわれ、地元の有名な4軒の蕎麦屋めぐりをしてスタンプをもらい、シートを応募すれば地元の特産品などが当たります。
その期間は蕎麦もリーズナブルな値段で提供されます。
※詳しくはホームページをご覧ください。
ここ「おうか」はその4軒の一つにあたります。
最初ここを訪れたときは、そばの名産地であることなど知らずに、蕎麦好きの私は、条件反射のようにそばを注文したのですが、日帰り温泉のレストランでこれほどのレベルの蕎麦が食べられることに少し感動したことを覚えています。
蕎麦が有名だと知ってからは、そのほかにも、「里山茶屋 むろや」と「そばの里荘川 心打亭」(今回)と行きましたが、どちらもおいしい蕎麦屋でした。
今回、道の駅に寄ったついでに、昼飯は蕎麦屋にしようということになったのですが、「むろや」のほうは以前に行ったことがあり、行ったことのない「心打亭」に行ってきました。
「むろや」は小さい店ですが、駐車場は車がいっぱいでしたが、こちらは比較的空いていました。
ちなみに、「むろや」は蕎麦以外に、とんかつも売りにしています。
食べログでは結構高い評価となっています。
一方「心打亭」は、建物自体はそれなりの雰囲気のある店構えで、外には大きな水車があり、経験上こういう大げさな演出がなされているお店は、値段だけ高く、味はそれほどではないというのがよくある話ですが、実際食べてみるととてもおいしく、お値段も常識的な値段でした。
「心打亭」では、飛騨牛丼のセットを食べましたが、この牛丼もとてもおいしかったことを付け加えておきます。
ということで、今回は道の駅と言うより、それ以外の情報が多くなってしまいました。
実は今回、「荘川桜」と「飛騨荘川一色の森キャンプ場」を視察に行ったのですが、桜は4月末が見ごろということで、まだ開花さえしていませんでした。
「飛騨荘川一色の森キャンプ場」については、今回視察に行ったついでに4月末の予約をしてきましたので、桜情報と共にまたあらためてご報告します。